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奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

古代の奈良は難波や堺に連なっていた。となれば1300年前の大阪は奈良そのもの。さて、さて、はたして・・・。

厩戸皇子、つまり聖徳太子が初めて建てた寺院が四天王寺。法隆寺よりも古く、日本最古の官寺であるとか。紆余曲折があったにせよ、ここにこうして元気でその威容を誇っています。感慨深いものがあります。 難波は国際港でした。川は重要な大動脈でした。もち…

おん祭は、正式には春日若宮おん祭と言うそうな。1100年以上続いている。1年の締めくくりの大きな祭です。

大和の春は大和神社のちゃんちゃん祭りから始まり、春日大社のおん祭でその年をめでたく終えるそうです。若宮さまと呼ばれる神さまの労をねぎらい、感謝の気持ちを込めてさまざまな供物と芸能を奉納します。 奈良でもっとも大掛かりな祭です。厳粛さもあれば…

157の支流を持つという大和川。飛鳥時代には大陸の文明を運び、この国の礎を築いた。しかしながら、しかしながら。

奈良盆地を取り巻く山々から流れ出した一滴の水がやがては一つになり、大阪湾へと向かう大和川となっています。古代、この水の道を利用して大陸からさまざまなものが流入しました。 大和川があって初めて文明と文化が開花しました。ところが近代になって粗末…

飛鳥古京の時代、仏教が伝来し、古代の神々と一体になりながら国のかたちを整えた。文明の槌音が聞こえる。

政治文化の中心地となった飛鳥は中国の都をまねた景観を持ち、豪族の邸宅が建ち並んでいたといいます。庶民は奈良時代にあっても竪穴式住居で暮らしていたそうですが、都市生活者が初めて出現した時代となりました。 飛鳥、そのことばの響きは穏やかですが、…

佐紀の古墳群。古代が現代に生存していると言ってしまえば大袈裟か。それでも遠い昔の風景がぐっと迫ってくる。

古墳は神聖な場所ゆえ、原生林に似て手つかずの自然が残されました。鳥の鳴き声かまびすしく、のびやかな土盛りの起伏と満々と水をたたえた堀を見ていると古代の景色が胸のうちに広がっていきます。 信仰の強さを思わずにはいられませんが、風にも雨にも聖な…

ほら、ごらん、奈良公園のかぎろひ。天が広々しているから、なにごとかが始まる予感を抱かせてくれる。

晴れ渡った朝はどこにいても気持ちを清らかにしてくれますが、奈良町の、東に広がる飛火野あたりは格別です。背後にシルエットになって連なっている山にはありのままの原生林が含まれています。隣接する御蓋山(みかさやま)は神奈備(かむなび)といって神…

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