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奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

自然

平城宮跡 古代の時間/1300年前の足音が聞こえてきそうな原っぱ。この国の原風景を見るような地平です。

間抜けな感じがするほど広々とした野原が広がっています。現代では珍しくなったのんびりした感覚。どこか懐かしく、どこか新鮮。あるようでどこにもないこの風景こそ、ぎすぎすした現代人の気持ちを解きほぐしてくれます。横に広がるばかりじゃない。古代へ…

奈良公園 濃い緑 薄い緑/しなやかに枝を伸ばし、葉を広げ、遠目にも鮮やかな初夏の緑の饗宴です。

瑞々しい生命力を解き放つような初夏の緑。日々、ぐんぐんと。美しい花をつけていなくとも野性的な美しさが際立っています。風にそよぐその姿はいかにもはつらつとして、観賞している私たちの気持ちも活力にあふれてきます。緑一色の風景は秋の紅葉にも勝る…

奈良公園 夏立つ/鹿の袋角 春蝉 萌え立つような明るさに包まれています。

野も山も緑一色。その中に梅雨入り直前の美しい花々が咲き誇っています。桜と藤が散った後の華やぎがさんざめいています。色といい、香りといい、小さいながらも神々しいまでの気高さにあふれています。まるで天外に遊ぶよう。夏の気が立ち始めました。 鹿の…

奈良公園〜山辺 茶色の点景/ドライになった草木が初夏の風に揺れています。新緑の中のほほ笑ましいフォルムです。

夏日の風景の中に去年の草木が美しいフォルムを見せています。瑞々しい緑の中に乾燥しきった茶色。かえって目立つ存在となりました。自然の織りなすオブジェとでも言いたくなるような存在です。人間の手ではなかなかこうはいかない。枯れ果てているのに、な…

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