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nalacarte

奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

唐招提寺/律する。鑑真はこの一言のために東の小さな国に渡ってきた。筆舌に尽くせぬ苦難。ついには盲目となる。

整然と天平の伽藍が並んでいます。ことさらになにかを主張するわけでもなく、とりたててなにかを押しつけることもない。にもかかわらず、どこか凛としています。律するとはこういうことかと感服の至りです。 金堂におわす三体の仏像は穏やかな表情を見せなが…

平城宮跡のすぐ北に水上池。四季を通じて楽しめるとはいえ、冬の風景は詩情ゆたかで凍てつきさえ気分が良い。

ひょっとすると冬の奈良でもっとも変化に富んでいるかも知れません。朝日に映しだされた水面も、夕日に赤く染まる池畔も、ちょっと劇的です。たとえ曇っていても、まるで一枚の絵を観るよう。 渡り鳥が多くやってきます。冬ならではの賑わいです。(ヌートリ…

飛火野の初日の出。冷やっとしているものの、神々しい。古代と同じ光を射しただろうか。

神が降臨するという御蓋山。凍てつく東の空から白くて冷たい光を射してきます。神奈備(かんなび)の辺りだからでしょうか、空の色は赤みを帯びたり、青みがかったり。 なぜか鹿たちもそわそわしていました。終いにはなにかを感じたらしく、いっせいに小躍り…

奈良公園という豊かな自然界。冬ともなれば渡り鳥も飛来して枯木もにぎやかに揺れている。

奈良公園を少し歩くだけで、都会ではなかなかお目にかかれない鳥に会うことができます。奈良盆地が原生林や田園に囲まれているせいかもしれません。初めて耳にする鳴き声もたびたび聞こえてきます。 珍しい鳥もいるようですが、そういう鳥に限ってすばしこく…

秋の散歩が始まって気がついたこと。渡り鳥も飛来して空が賑やかになっていました。

平城宮跡辺りでは鷲などの猛禽類もいますが奈良公園や奈良町辺りでは小鳥が忙しそうに飛びかっています。よくよく見ると山里に棲む鳥も多く、なるほどここは山の連なりにある自然たっぷりの場所なんだなと一人ひそかに悦に入っています。 秋も深まってくると…

市街地のただ中にある大草原。ここはどこ?わたしはなに?という気分にさせる平城宮跡とはなにごとぞ!

奈良市はれっきとした県庁所在地であり、人家や商店が建ち並ぶ地域です。東には広大な奈良公園があって一千を数える鹿もいます。なんともはや驚愕の一語に尽きますが、西には驚くなかれ、大草原と見紛うばかりの平城宮跡が横たわっているのです。 1300年…

ごそごそ、ぱたぱた、ざぶん、ぴちゃぴちゃ・・・。生きている音はオノマトペ!

ぶらっと、猿沢池から興福寺を経由して東大寺へ。30分もかからない距離ですが里山をたっぷり歩いた気分です。 樹木が多いせいか、鳥や昆虫が活発に蠢いています。 行くたびになにかがある。なにかがいる。なにかが聞こえてくる。 いつもの見慣れた者たちだ…

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