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nalacarte

奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

秋は恋の季節、といっても鹿の話。ラブロマンスといった甘い話はありません。雄の鹿は闘って雌を奪うのです。

飛火野でのこと。男らしいというべきか、勇壮な鹿が歩いてきました。奈良弁でいうと「シュッとしてはる」というところ。いつもは優しい目つきをしているのに今日はどうしたことか。すぐ横を通り過ぎるときには殺気すら感じました。

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ゆっくりとした足取りで、遠くで寝そべっていた雄鹿の所へ行きました。なにか威嚇したようです。するとのそのそと立ち去っていきました。

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それを見ていた別の鹿が近くまで寄ってきました。ほんの少しにらみ合っていたと思うと、いきなり頭と頭をこすり合わせるようにゴツンと頭突きを始めました。

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縄張り争いです。勝者が雌を独り占めするのです。必死の形相です。

ときどき片足で地面を引っかくような仕草をしています。闘志をかき立てているのでしょうか、目つきも険しくなっていきます。

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3分程度の決闘でした。シュッとした方の鹿が勝ったようです。KOしてしまうような明らかな勝ち負けはなかったのですが、勝者は雄叫びを上げて勝ち誇っていました。

人間のそばでともに暮らしているとはいえ、正真正銘の野生動物でした。

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