2017-01-06 飛火野の初日の出。冷やっとしているものの、神々しい。古代と同じ光を射しただろうか。 冬 古代の風景 鹿 神が降臨するという御蓋山。凍てつく東の空から白くて冷たい光を射してきます。神奈備(かんなび)の辺りだからでしょうか、空の色は赤みを帯びたり、青みがかったり。 なぜか鹿たちもそわそわしていました。終いにはなにかを感じたらしく、いっせいに小躍りするように走り出しました。特別の朝の、まれにみる光景でした。 太陽が顔をのぞかせる直前のこと、東の空はあっというまに真っ白くなりました。不思議なことに、西の大地は赤く染まっていました。洗われたような気持ちになる瞬間です。新しい一年が始まりました。