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nalacarte

奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

浮見堂。六角形のお堂が浮かび、ひとは水辺に憩う。鹿も物静かに佇んでいる。 水面には天平の空が浮かび上がってくる。

浮見堂 奈良公園

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浮見堂は古いようで新しい。もともと大正時代に設置されたそうで、いまあるものは平成になって修復されたものだとか。それでもその形が昔のものゆえに、奈良の連綿として続く風景になじんでいます。鹿の鳴き声を聞くたびに静けさがきわだちます。

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檜皮葺の浮見堂は細部にわたって丁寧な造りを見せてくれます。現代にあってなかなかできないこと。きちっとした伝統の技があったればこその建造物です。腰掛けに座るだけでなんとはなしに落ち着いてきます。新建材で造り直してしまえばそうはいきません。現代的な工法で建ててしまえばしかりです。

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500年前にあったとしても違和感はないでしょう。そのせいか風景も昔日のなかにあるようで、水面に映る空も昔のままのように思えてきます。なにもかも早く動く現代にあって、ここの時の止まったような時間は得がたいものです。帰りの足取りはいつもゆったりしています。

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