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nalacarte

奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

郡山城跡/秀吉、弟の秀長になにを急がせたのか。地蔵や墓石が石垣石になっている。

天守台を支えた石積みが天を仰ぐ。めくるめくような空の大きさ。郡山城跡は奈良にあって大内裏や古墳にも負けない威容を誇っています。にもかかわらず石積みは滑稽でもあり、切実でもあるのです。平城宮羅城門や西大寺七重塔の礎石まで使われています。寺の基壇はおろか神社の鳥居の台石とおぼしきかたちまで散見できます。

使えるものはなんでも使えという乱暴さ。かなり急いで構築したことが手に取るように分かります。秀長といえども、すべては秀吉の命にしたがって行動したはず。ここは大阪と背中合わせ。となればここが大阪城の防御のために重要な位置であったからでしょうか。

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いまではのどかな桜の名所となっていますが石垣には切羽詰まった緊張感が漂っています。この落差がなんともいえない。石と石の隙間から、鎧武者たちの気の張りつめた吐息さえ聞こえてきそうです。さかさ地蔵がなんとも奇妙です。

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↑↓さかさ地蔵です。奥の方に顔が見えます。

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眺望抜群。遠くに若草山が見えています。

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