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奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

稗田環濠集落/群雄割拠の戦国時代がタイムスリップしている。意表を突く存在。痛快なほどです。

大和郡山の東。長閑な田園地帯に大きな環濠を巡らした集落があります。土壁や石垣の代わりに濠を用いて外敵の攻撃から集落を守ったのです。灌漑用水としての働きもあったようです。水面に映る空はすがすがしいものですが、激しく争いあった人間の愚かさも湛えているようで複雑な気持ちも浮かんできます。

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いまこのときに中世そのものが残っている不可思議さ。

路地に迷い込んで小さくなった天を見上げ、どこからともなく吹いてくる風の音を耳にしていると、いつの時代に生きているのか判らなくなりそうな気分です。

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奈良にはいくつかの環濠集落が残っていますが、稗田の集落は規模も大きく、ほぼ完全な濠を残しています。稗田阿礼を祀っている古くからの神社もあり、一帯には現代が忘れてしまったゆったりした表情があります。

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