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奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

海龍王寺/堂内に五重塔のひながたが鎮座する。まるごとの天平の遺構。創建当時からここを動かないでいる。

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天平という時代、仏像ばかりではなく、建築文化も爛熟していました。西金堂に据え置かれている模型の五重塔天平時代からのもので、細部にわたって知恵と熱情を傾けた痕跡があります。

堂内を見わたせば、西金堂そのものも天平の構造様式を見せてくれます。頑強さと優美さが一体となっています。1300年のあいだに、建築家のみならず、さまざまな文化人が引きつけられるようにして訪れたことでしょう。

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空海は唐に渡る前に海龍王寺にて無事を祈願したそうです。空海は唐より土木技術をはじめ多くの知識を持ち帰りましたが、心の隅にはいつも海龍王寺の存在があったことでしょう。様式、きわめて精巧。天平のたましいに触れるようです。

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