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奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

橿原神宮/あっけらかんと空の青。なんとはなしに飛鳥時代を彷彿とさせる瞬間がありました。

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橿原神宮を前にするとその新しさと飾り気のないさまに驚きます。柱や垂木に染みもなく、すべてに明るい感じです。古きものとなれば苔むしていることが多いものです。ここはそうしたものと無縁。すべてに透明感さえありました。

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真新しい壮大な建造物は神のおわす場にふさわしいと熱狂的に受け入れられたことでしょう。背後には神が降臨する場としての畝傍山がひかえています。ふと明治の人々は、近代化に向かってなお、より強く飛鳥や天平と深くつながっていたかったのではないかと思い至りました。

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歴史の転換期に登場した橿原神宮。混迷に陥ることを押しとどめて明治の精神的支柱となったようです。そうか、古代びともこうして必死だったんだなと思わずにいられません。明治に建造されたものとはいえ、飛鳥の濃淡がそこかしこにありました。

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