nalacarte

奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

畝傍山/孤高を持するものの、山というべきか、丘というべきか。神が降臨するいただきへ。

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大和三山の一つである畝傍山は200メートルに満たない山です。決して高いとはいえない存在であるのになぜか低さを感じません。古代人にとって聖地であったせいか、原生の森となり、いまもって神々しい姿を見せてくれます。その昔、霊験あらたかな地にあやかって寺院が林立していたそうです。

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山辺の道の小高いところを歩けば香具山と並んでいる姿を見かけます。その向こうには二上山葛城山がひかえています。この特異な風景は古代びとに特別なものとして映ったはず。自然の働きが神の仕業だと思った時代、畝傍山は神が降臨するための最適な舞台装置となりました。

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裾野から数歩あゆめば鬱蒼とした森の中に入り込みます。シイやカシの木がみっしりと生えています。どこの山奥にワープしてしまったのかと思うほど。鳥も昆虫も活動的で全体がもぞもぞと動いているような感じがします。

晴れた日、頂からは京都の北山までが望めると聞きました。国見をしている気分になりました。

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