nalacarte

奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

神武天皇陵/古墳らしからぬ古墳。音もせず、風も吹かず、ただ太陽の光が射していました。

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橿原神宮の北に畝傍山があり、そのまた北に連なるように神武天皇陵は位置しています。こんもりとした木々に囲まれるようにして三者は一体となって存在しています。紀元前660年のこと、記紀が伝える第一代の神武天皇は橿原で即位しました。日本のはじまりを象徴する場所として知られています。

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いちばん奥にある鳥居は初めて見るものでした。おそらく檜と思われますが木皮がついたままです。陵墓によっては石のものもありますが格式の高い所ではふつう白木造りです。そこにどんな意味があるのか知る由もありませんがそれだけで異例であることがわかります。

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宮内庁書陵部なる建物が脇に措かれていました。皇室の図書類の管理もすれば、陵墓の管理にもあたるところだそうです。ここでは御朱印ならぬ、御陵印を押してもらえます。戦前には御陵巡りという旅を楽しんだ人も多かったそうで、その折に参拝記念として収集したようです。

およそ150年前に治定され造られた陵墓。ペリーの黒船が来航し風雲急を告げた時代のことです。

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