nalacarte

奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

今井町/戦国時代の環濠集落。一向宗の武装都市。江戸の町かくやあらん。

f:id:nalacarte:20170615131724j:plain

近世以前の町並みが残っています。江戸時代から続いているような建造物群が幾筋もあります。ちょっとあるという規模ではありません。16世紀と変わらぬ道筋が縦横に貫いているのです。奇跡的な景観。江戸の町のありさまが肌で伝わってきます。

f:id:nalacarte:20170615131759j:plain

f:id:nalacarte:20170615131833j:plain

大和の金は今井に七分と言われたそうです。商業都市としての繁栄ぶりが容易に推察できます。茶の湯もさかんだったようで堺の茶人の今井宗久の名も残されています。古代から大和と堺は同じ文化圏です。幸運でした。今井宗久の取りなしもあって織田信長の破却を免れたということです。

f:id:nalacarte:20170615131938j:plain

f:id:nalacarte:20170615132010j:plain

f:id:nalacarte:20170615132040j:plain

f:id:nalacarte:20170615132116j:plain

f:id:nalacarte:20170615132149j:plain

今井町の栄華は名にし負うものであったことがわかります。豊臣秀吉も立ち寄り一服の茶を楽しんでいます。徳川幕府も自治特権を認めるほど特別扱いしていました。交通の要衝であったことと、強い信仰心による町造りが時の権力者をも引きつけました。

酒も醤油も昔ながらの方法で造られていました。機械仕掛けの現代にはまねのできない味わいです。

f:id:nalacarte:20170615132228j:plain

f:id:nalacarte:20170615132257j:plain

f:id:nalacarte:20170615132327j:plain

Copyright(c)2016 Nalacarte.All Rights Reserved.