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奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

平城宮跡 燕のねぐら入り/真夏の夕刻。四方から飛んでくる燕の大群。ことばを失うほどダイナミックです。

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春にやって来た燕は夏にかけて町中の民家などに巣を作ります。軒先で口を開けピーピー鳴いている赤ん坊を見かけますが、彼らの成長は早く、あっという間に一人前となり巣立ちをします。夕方は集団で行動し、夜には葭(よし)原などで一緒に眠りにつきます。

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夕暮れ時、平城宮跡の上空に3万から5万の燕が飛んできて旋回します。そして辺りが暗くなると次々と急降下して葭のねぐらに飛び込んでいきます。一本の葭に4〜5羽のの燕がつかまって寝るそうです。上空に燕が集まり始めてから、全員が葭原に入っていくまでの凡そ30分の間、その躍動感あふれる動きに圧倒されます。

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夏も終わりに近づくと虫をたらふく食べて太った燕から南へ渡っていきます。2500キロの過酷な旅です。インドシナ半島マレー半島、そしてオーストラリアへ。あの小さな身体のどこにそんなエネルギーがあるのだろうと思わずにいられません。おきばりや!

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