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奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

慈光院(1)臨済宗大徳寺派/土木普請奉行として知恩院の修復などを手がけた片桐石州の創建。端正な顔立ちです。

 

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茶人としても名をなした片桐石州大徳寺の名僧に参禅した大名だけに京都の文化に多大な影響を受けています。大徳寺といえば茶道を抜きにして語ることはできません。小堀遠州とも交流があったようですから、茶の湯の世界にどっぷりとつかっていた姿が想像できます。

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土木普請奉行となれば造営のなんたるかに相当くわしかったはずです。大徳寺の塔頭を初めとして完成度の高い建造物をいろいろ見てきたことでしょう。その経緯があったからこそ、慈光院は目を見張るものに仕上がったのです。禅と茶事のありようを形にしたような佇まいです。

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茶道といえば堅苦しさに辟易することがありますが、片桐石州の茶は厳格さと柔軟さが折り合いをつけています。作庭を見るにつけ、建造を見るにつけ、なにものにも囚われた跡がありません。作法や理屈を感じさせない茶の世界がありました。

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石州はひとりの大名に過ぎませんでしたが、徳川四代将軍の家綱の師匠として茶道を指導するまでになっていました。

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