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奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

東大寺 公慶道/13歳の公慶は雨ざらしの大仏さまを見て忍びない思いをしました。そして固く決意したのです。

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大仏殿の北、正倉院の東に龍松院はあります。江戸時代の初め、幼き公慶が入寺僧となった塔頭です。ここから大仏さまの修復と大仏殿の再建のために勧進所に通い続けました。時間を惜しんだのでしょう、ショートカットした小道が講堂跡の脇に残っています。

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大仏殿の再建は尋常な手段ではうまくいきません。並大抵の苦労ではなかったことでしょう。血のにじむような努力があってこその偉業でした。58歳で入定するまで闘いぬきました。消え入りそうな小道なのに覚悟が貫いているようです。

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公慶道の周辺は鬱蒼としています。日本中をまわって大木を調達することの難儀さを誰よりも知っていた公慶。また、いついかなる時に大木が必要になるやも知れぬと気がかりになり、境内のあちこちにせっせと植樹したとの言い伝えがあります。

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