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奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

柳本/1300年前、インドの高僧がはるばると来日。善無畏三蔵(ぜんむいさんぞう)。奈良に密教を伝え、そして柳本へ。

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インド人の善無畏三蔵は国王でしたが故あって出家しました。密教を流布すべく長安に渡りました。天才でした。国賓の扱いを受け、さまざまな経典を漢訳しました。その甲斐あって中国に密教ブームが到来。その後、善無畏三蔵は密教をさらに広めるため元正天皇を訪ねて日本にやって来たそうです。

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空海が悟りをひらく切っ掛けとなった「虚空蔵求聞持法」や「大日経」。天才肌の善無畏三蔵の布教と翻訳がなければ、空海は無限にして無辺の世界を説いた経典に出会うことはなかったかも知れません。空海のみならず日本の仏教界は大きく影響を受けました。

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善無畏三蔵はあちこちを旅しました。あるとき見事な柳の大木に遭遇しました。神秘的なものを強く感じたらしく、その場に密教寺院の建立を思い立ちました。そこがいまの柳本の地です。伝説とはいえ、大和の台地を前にしていると現実みのある話に思えてきます。

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