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奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

法華寺/藤原不比等の邸宅跡。娘の光明皇后が相続し総国分尼寺としました。裏庭に歩を進めれば平城宮の庭園に迷い込むようです。

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天皇の住まいであった平城宮につけ足すようにして隣接しています。はて面妖なとおもいきや、藤原不比等の邸宅であったと聞きおよび納得しました。娘の光明皇后がもらい受けて尼寺にしたというのですから格が違います。どこを見ても品のある佇まいはそうしたところから広がり出たものと思われます。

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この国の輪郭を決定づけたのは藤原不比等です。藤原京から平城京に遷都するとき興福寺を創建しています。その力やいかにと思わせる出来事ですが、この権力者の威光はいまだに衰えることを知らず、いまなお強い面影をちらつかせています。法華寺叡尊によって再興され、秀頼によって本堂を再建されもしていますが、頂点に上った男の匂いは消えることがありませんでした。なにげなく引かれたような小道も、たおやかに咲く花ひとつとっても、どこか威厳に満ちていました。

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