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奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

春日大社 もう一つの参道 鷺原道/興福寺大乗院の僧侶はこの裏道を使い参拝しました。ショートカットした道です。

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大乗院から春日大社までを直線で引いたような道です。表参道の途中から南に折れ、飛火野の奥を抜けます。別名を地僧道(じそうみち)といいます。いちだんと深い自然に心は洗われ、神が現れても不思議ではない雰囲気が横溢しています。

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興福寺春日大社の出自が藤原氏ということもあって、大乗院の僧侶はお参りをよくしたそうです。ゆえあってのことか、合理性を考えてのことか、春日大社に最も近いルートを開拓してありました。一般の参拝客は敬遠するような深い林の中ですがいまでも気軽に歩くことができます。

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神官のために上、中、下の3本の禰宜道(ねぎみち)がありますが、僧侶のための鷺原道(さぎはらみち)は交差することもありません。禰宜道は整地されていますが、鷺原道は獣道のようで求道しながら歩くような道にみえます。飛火野のあたりは太古の道を進むようです。うっそうとした木陰からいきなり明るいところに出るところがあります。まぶしいような飛火野です。浄土を見る思いで眺めやっていたのではないでしょうか。

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