nalacarte

奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

東大寺 端を歩く/境内の北には塔頭。末寺というべきか、子院というべきか。往時を偲ばせる土塀が連なっています。

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二月堂の裏参道を降りてくると塔頭が続きます。どこも上品で、どこかしら瀟洒な感じがします。いまでは僧侶の家族住宅にもなっていますが、本来は先人の住職亡き後、その遺徳を慕って側に寄りそってくらすというものでした。1300年の間にありさまは変容してしまいましたが、随所に片鱗をうかがわせるものが残っています。

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手入れの行きとどいた土塀。南大門や大仏殿の周囲にある賑わいは微塵もなく、ひっそりと、整然と、落ち着いています。正倉院近くまで歩いてくると公慶の暮らした龍松院があります。その山門の斜め前には再建のための勧進所(寺務所)に通い詰めた小道が走っています。脇には講堂跡が広がり、その向こうに大仏殿の屋根がこちらを見下ろしています。雑踏から逃げてきた鹿たちがのんびりして昔日の風景が広がります。

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