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奈良のアラカルト=ナラカルトは奈良の観察記録です。

山辺の道 春を歩く 3/ひょっとすると縄文時代からあったのではないかと思わせる山道がくねくねと続きます。

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記紀によると飛鳥時代にこの道はあったと記されていますが、言い伝えによると奈良盆地がまだ沼地だった頃にもその周縁の小道として存在していたようです。となれば数千年にもさかのぼる時間がこの道を歩いていたのです。柔らかな風の吹くのどかな春になりましたが、昔も同じ春だったのだろうかと景色を眺めているとカラスがかぁと返事をしました。いやはや。

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枯れ草の広がる山間の色は暖かいベージュですが光の具合によって黄金に輝いています。冬の冷たい風に揺れている時の厳しさはすでにどこにもなく、そっと包んでくれる毛糸の編み物のように柔らかく広がっています。冬と春の色味が混じり合ってこその春。飛鳥の歌人たちも遠くからこの風景を眺めて春の息吹を歌い上げました。

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